2_決議案(原発(地下水)情報公開・共産党).doc
福島第一原子力発電所事故に関する速やかな情報公開を求める決議
東京電力株式会社は、6月19日、福島第一原子力発電所の海側に設置した観測
用の井戸で採取した地下水から、海への排出基準を上回る高濃度の放射性ストロ
ンチウムとトリチウムを検出したと公表しました。
東京電力によると、5月24日に水を採取し、31日にはトリチウム濃度が基準値
より高いことを発電所の担当部署が把握していました。しかし、経営陣への連絡
や放射性ストロンチウムの結果が出るのを待って6月19日に公表したとしていま
す。この間、2週間あまりが経過しています。
今年3月、停電で使用済燃料プールの冷却システムなどが停止した事故が発生
したことを受け、いわき市議会は「東京電力福島第一原発事故の早急で確実な事
故収束を図るために仮設設備の本設化とバックアップ体制の構築及び速やかな情
報公開を求める決議」を全会一致で可決しました。度重なる事故の発生で市民が
不安を強め、復興の足かせとなっていること、また事故情報伝達の遅れが市民に
混乱をもたらす中で、その是正を求めるためでした。今年4月に、正副議長を先
頭に東京電力株式会社福島復興本社を訪れ、決議書を提出し、この際、改めて情
報の速やかな公開を求めてきたところです。
ところが今回、同様のことが繰り返されたことは、本市議会として誠に遺憾で
あり、東京電力の対応に憤りを感じざるを得ません。事故から2年3カ月を経過
しても事故の収束が不透明な状況にあり、いわき市民は今なお不安を抱えて暮ら
しています。このような事態が繰り返されるたびに市民の不安は拡大します。
よって、いわき市議会は、東京電力に対し、通報連絡協定に基づき情報の速や
かな公開に会社を挙げて徹することを強く求めます。
以上、決議する。
平成25年6月27日